鮮度が命 - コーヒー小話


 今回は鮮度が命、です。

 最初のひとくちで、明らか。

 お客様の舌はごまかせません。

 例えば、ブレンド1杯をとってみても、最初のひとくちでうまいかまずいかはっきりわかります。

 いわゆる説得力です。

 言葉はいらない、飲み口で勝負です。

 いつも最高の1杯をご提供できるわけではありません。

 失敗しても、それなりの味わいに仕上げる方法はあります。

 完璧な仕上がりを求めるのも大切ですが、お客様がコーヒーを飲まれるときをご想像いただくと分かりやすいかもしれません。

 こういうご意見がありました。

「少し待ってもいいから、出来立てを飲みたい」

 これは、私にとって、非常に衝撃的なご意見でした。社会の第一線で働く方々のお昼休みに、ほんのわずかでも時間に追われないほっとしたブレイクの時間をご提供する。

「そうだなぁ。コーヒーって確かにそうだなぁ。」

 こんな貴重なご意見をいただけたことに感謝しつつ、立ててから3時間経ったコーヒーはお出しできないものとして、従業員みんなで分けあうことにしたのです。

 コーヒーは立ててすぐが一番美味い。可能な限りお待たせしないでお出ししたい。腕の見せ所です。

 率直なご意見をいただけたことから工夫して、お客様には出来立てをお出ししてご満足いただけるようになりました。

 店内さほど忙しくないときや、3時間経ってコーヒーが残りわずかの状況でご注文を受けた場合などには、「捨てるにはもったいないけど・・・」という口実で、ちゃっかり従業員みんなでコーヒーブレイク。煮詰まって苦みが増しているのでお客様にはお出しできないけど。こればかりは喫茶店勤務の役得です。

「アツアツの出来立てほやほやコーヒーを、お出ししてます。」

 でも、きちんとアイスコーヒーも用意していますよ~。いくら鮮度が命とはいえ、アイスコーヒーをぬるいままお出ししたら・・・。そんな失敗もありました。在庫を棚に補充するときは、新しいものを奥に、ですね。

 発注のタイミングは、う~む・・・秘密です。かなりのペースで在庫回転してます。


Official Certification
Microsoft Office Specialist Word 2003
Microsoft Office Specialist Excel 2003
毎日パソコン入力コンクール 和文B1級 数字・記号二段