「アツアツの…」を枕詞とすると、アツアツのコーヒー…は、ちょっと苦しいです、
なんだか無理やりコーヒーをお勧めしている感が拭えません 笑。
そういうわけでして、今回は「ほどよい温度」を題材としてみます。
コーヒーを表現する言葉遣いや修飾語には、
「こういう日本語があったのか!」
という驚きや発見があります。
コク、キレ、まろやか、軽やか、どっしり、なめらか、すっきり、口当たり、など、
少し考えてみただけでも、表現の工夫が見られます。
ところが、こと温度に関しての表現については、工夫の余地がありそうです。
あったかい、つめたい、ぬるい。
キレッキレのコーヒー。キンキンに冷えたコーヒー。
「キレッキレな」が一般的な表現になるにはまだもう少し時間がかかるとは思われます。
熱いコーヒーは、ホットコーヒー。では、冷たいコーヒーは?
これは、アイスドコーヒーが正しいのですが、アイスコーヒーのほうが通りがいいはずです。
フローズンコーヒー、と言えば、シャーベットのようなコーヒーですし、
コールドコーヒー、という表現は、あまり耳にする機会はないと思われます。
「冷たいコーヒーのことを何と呼ぶか?」
という議題が一つ上がったところで、
今回のコーヒー小話、ここまで。
それでは、次回をお楽しみに!